レス

NHK問題
CATVでアンテナ立てていなくてもBS-Hi見られている(且つ衛星カラー契約なしだ)とあのテロップが出てくるのですか・・・。初めて知りました。

確かに「受信料を払ってください」とは実際のテロップには出ていませんが書かれている通り実質的には払って下さいと日本語のアヤを使って遠まわしに言っているような物ですね。もっともそんなこと向こうにいっても「何それ言ってんの?」ってな感じでかわされてしまいそうですが。

それにしても受信料の料金体系が分かりにくいし、放送が高度化するのにそれを想定できなかった所があります。未だに白黒が(放送視聴契約としては)基本だし。

正直、天漢日乗さん等の色々な所のブログを見てて思うのですが今の放送法が変わらない限りはこのNHK問題は解決出来ないでしょう。いずれにしても将来的には今の放送法の理念に反しますが(法改正して公共性の維持を無くし(これからして矛盾が生じているなあ〜))イギリスのBBCみたいに放送スクランブルを掛けて+事実上の税金化して、受信料を払っていない人をそもそも締め出すか(と言うと左向きな表現で誤解が生じるが要は今のスカパー!のPPV方式みたいに放送出来る事を公共放送でも認めてしまえばいいのだ。そうすれば民営化だってしやすい)、いっその事あの郵便局ですら民営化が決定してしまったのですから民営化する、と言う2つの選択肢のいずれかに進む事でしょう。

これからは低所得者はメディアを見るのすら難しくなることでしょう(デジタルラジオも恐らくB-CASのコピコンが掛かる確率が現時点では高そうなので。もっともそれについてはまだ詳細が出てきていないので推測でしかないが)。

B-CAS問題
これが一番厄介ですね。2011年以降、いやデジタル放送見るには株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(以下、そして以上もB-CASと称する)に”視聴許可”をもらわなければNHKも民放も視聴できないのですから。デジタルラジオもコピコンが掛かる関係上そうなりそうです。

>おそろしいことです。というか愚かなこと
これは、はてなダイアリー「西条四十の雑記」さん所で書かれていますが今のままで行けば放送法の理念は有名無実化され、ネット環境の有無以上のデジタルディバイドを発生させるでしょう。パソコン持っていなくてもテレビは持って居ると言う人が圧倒的に多いのですから。

個人情報を登録しなければならない時点で低所得者、そして年少者や訳あり者にとっては大きなハードルになるのだから。そして個人情報保護法案が施行されているのに情報漏えい事件が止まらない現状を考えると会社概要を見ても放送業界の為の民製天下り会社であるB-CASにこれだけ事実上の強大な権限を与えてしまって良いのかと言う懸念が生じます。

実際は流石に総務省もこの事に気がついたかどうか知らんがコピワンの事も含めて見直しが進んでいるみたいで。この際だからNHKの今後のあり方も含めて放送法の見直しもすればいいのに、と思っていたりします。