都営バスのり

国際展示場駅前から都営バスに乗り込む。来ていたバスは門19系統門前仲町行きで深川の最新のN代(2005年度)エルガ(PJ-KV234L1。排気量は約7.8リッターの部分ノンステップ車)である。今の都営バスでは見飽きる程の勢力となった種類のバスである。

東雲駅前で下車。ここは都営バスの事実上の本社機能もある深川車庫が近くにある、が少し遠い。はて、どうしようと思っていたら錦13(乙)の錦糸町行きがやってきた。さっきと同じタイプA(部分ノンステップ)のエルガだったら乗らなかったが何とタイプB(フルフラットノンステップ車)、しかもV8L6エンジンを積んだ深川のH代(2001年度)エルガ(KL-LV834L1)だったので乗車。

やっぱりV8エンジンL6だけど排気量大きいH代エルガは乗っていて気持ちがいい、と言うのは座席に座っている人の感想、正直ATの癖して大トルクのV8(排気量は14リッターあるそうな)L6の9.7リッターなのでドッカンターボみたいに身体が持っていかれそうになるぐらい加速が凄まじい、最初の内は交通量の少ない道を行くので尚更だ。

H代エルガは車内は後ろが正直暗い。でも一番後ろの座席列までスロープで段差無しで行けるのはこのH代までだ。快適て言うわけではないが狭苦しさは感じられない。中ドアが開く時にK代車(2002年度)からは東京メトロの車両みたいなドア開閉チャイムがなるのだがH代までは普通に「プー」って音なので何か懐かしい気分になった。

途中で塩浜で大通りからそれて団地の中を行くがそれが狭いのでひやひやする。それは私が降りた東陽3丁目まで変わらなかった。

東陽3丁目の深川の下町の中のバス停で下車。永代通りに出て都07「グリーンスター」に乗り換える。少し待って来たのは最新のN代車でも注目の「尿素SCRシステム Ad-Blue」を使って新長期排ガス規制に対応した江東所属で日産ディーゼルのADG-RA273KANがやってきた・・・。

後ろの席に乗ってみたが狭い狭い。慌てて東陽町駅で降りた。まだあれじゃエルガの方がましだ。程なくL代(2003年度)のKL-UA452KAMがやってきた。これは全然狭くない。更にL代車だけの特長とも言える大型の固定窓で景色も良くは・・・・・見えない。おまけに中から張った目隠しシールがボロボロ剥がれ落ちかけている(これが西工が甘いといわれる所以の一つである。エルガなどは外から張っているので意外と剥がれ落ちにくい)。団地ばかりでマンションが多い。

向きを変えて北に向かう。錦糸町に近づくにつれて・・・これはいとこの家があった所の近くである大島では無いか。とすると・・・亀戸に出てしまった。それにしても都07と葛西方面によくバスが出て行くなあ。