やっかいなものが1つ通り過ぎた(5月5日追記)

以前、携帯動画変換君で変換できないwmvとかがあると無いとか言う話をしたのかも知れないが「携帯動画変換君 WMV 変換」で出てきたこのページに書いてあった事を基にして、ffdshowを再インストールしてみた
(ffdshowは以前からインストールしていたのだが携帯動画変換君で動画変換している時にも(DirectShow Filterを使って)動いているとは思っていなかったのでffdshowのインストール時に下記でやっているような事をしていなかった)。

まず、普通にffdshowのインストールを開始する。そうすると途中で「コンポーネントを選んでください」と出るのでその中の「AviSynthスクリプトサービング」にチェックを入れて次へ進む。そうすると「ビデオデコーダー」と出てくるのでその中にあるWindows Media Video1/7或いは2/8」にチェックを入れて先へ(MPEG1&2と「無圧縮」にはチェック入れない)。「オーディオデコーダー」ではWindows Media Audio V1&V2」にチェックを入れ(「無圧縮」にはチェックを入れない)、そのまま普通にインストール。


結論から言えば、あれ程エンコが出来なかったwmv、特にWindows Media Video8以前の動画がエンコ出来るようになった。そういえば、昔DivX+MP3の動画が変換できない、と嘆いていたがもしかして、そういう事だったのか〜?と一人で納得。

ところが再生テストで盛大なまでに音ズレをしまくってとても視聴に耐えられるレベルの物ではない。それで検索をしまくった挙句、「wmv Avisynth 音ズレ」で検索したらこのページの情報に突き当たったので利用させてもらうことにした(ぼくんちのTV別館さん記事より)。

やり方は携帯動画変換君ディレクトリ内に「cores」フォルダーがあり、その中に「AVS_Skelton.avs」と言うファイルがあるのだがそれをテキストエディターなんかで開いて以下のように編集する
DirectShowSource〜、と書かれている箇所があるがそれを
DirectShowSource("<%InputFile%>", fps=15, convertfps=true)
或いは
DirectShowSource("<%InputFile%>", convertfps=true)
と書き換えて上書き保存する、それだけ。

但し、上記のfpsの箇所は今回は、一例として携帯動画変換君内に入っている標準的な変換設定である3GPPファイル&音声AAC形式一般設定の15fpsにしたからそうしたのだがこれが30fpsだったらfpsの部分も30にした方が良さそうだ。

(これ以降5月5日追記:)更に3GP_Converter034フォルダー内の「3GP_Converter.ini」内の[Avisynth]直下に以下の文章を追加すると携帯動画変換君Avisynthを通してソースファイルの読み込みを試みようとする。
(例:Ext0=WMV:\cores\AVS_Skelton.avs)。追加したい動画形式があるのなら、Extx=任意の動画ファイルの拡張子:\cores\AVS_Skelton.avsを3GP_Converter034フォルダー内の「3GP_Converter.ini」内の[Avisynth]直下に追加していく。実は何故これを書いているのかと言うと・・・(執筆中)。ちなみにVP6のデコーダーはffdshowの私家版の最近の方であり、比較的安定していると言われているffdshow_beta2a_20070322_clsid.exeを使っている。
→追記:更に言うと上記の方法では変換が出来なかった。どうやら、最近のニコニコ動画のフォーマットはon2vp6がデフォルトらしく、変換君のffmpegが喰ってくれなくなっているらしい。根本的な解決策が分かるまではこの記事で紹介したHugFlashと言うソフトを使った方が良さそうだ。