異例の売れ行き「初音ミク」 「ニコ動」で広がる音楽作りのすそ野(ITMedia記事)

この記事を見て私見でびっくりしたのは「歌手」と「声優」では著作権に対する考え方がまるで異なると言う事だ。

うまく言えないが「歌手」だと自分の歌った歌はまるまる自分の作品と言うか著作権物だから著作権に基づく権利と言うかお金を対価として貰うのは当然である(だから、今回の場合は「自分のクローンが作られる」「オリジナル作品のカバー曲がはんらんしてしまう」と言う危惧が歌手やそのマネージメント側にも強くあったと思われる)、と見做していて、JASRACが聞いたら模範的な回答だと喜びそうな考え方であるが「声優」は作画とか音響さんとかのスタッフに考え方が近いと思われ、(場合にもよるが自分名義の歌で無い限りは)自分の歌った歌は「作品の一部・世界観を表す物」であり、作品を構成する他の要素が揃わないと1つの作品として成り立たないので自分の作品と言えども強く権利を主張していいのかなあ〜、とためらっているのではないかと私的には思われた。