環七シャトルバス

昨日は暇だったので行った秋葉原からの帰りにわざわざ都バスの中でも有名な路線である秋26に乗って葛西まで来てしまった。
さてどうしよう、と思っていたがなんか、環七を縦断するバスが試験営業をしている事を思い出して秋26を降りた降車場の反対側の通りに行ってみたら環七シャトルバスのバス停があり、しかもちょうど来る時間だったようで程なくバスが来た。来た車両はキュービックノンステップであるKC-LV832N(E101)であった。

これは前のりである都内の京成バスの路線でありながら多区間制、しかも今時中々無い乗車時の信用申告制になっている。とりあえず総武線まで戻るので小岩駅まで行く事にして運転手さんに行き先を告げる。
ちなみに都営と同じ様にPasmoも使えるのでモバイルSuicaをかざして車内に入る。
料金箱が真っ青で現都営の緑色や小湊や旧都営とかの水色を見慣れている身としてはそれだけでも気が高まる。

中は夕方であるせいか、席が全て埋まる+立客もそこそこいてかなり混んでいた。お年寄りや子供が多いがベビーカーを持った子連れの母親とかも1.2人居るので使うバスを都営基準で長尺にしたのは正解だろう(と言ってもK.L尺の短尺が多い都営と違い、元々京成E営業所のバスは都営から見たら長尺であるM.N尺の標準尺が殆ど、かな)。

それにしても環七で回りも飛ばすせいか、のっけからアクセル全開気味に60km/hぐらいまでさっさと加速して環七本線の陸橋で今来た葛西橋通りを越えていく。そのまま位のスピードで周りの車の流れに乗ってかなり飛ばしていく。環七は只でさえトラックなど交通量が多い(癖に大体2車線位しか無く、バスの停留所に待避所も無い所も多い)上にそれがネズミ捕りに引っ掛からないであろう60km/hギリギリのスピードで飛ばすので一々停留所毎に客扱いしていては場合によっては他の交通の流れを妨げかねないので飛ばすのだろう。まあ、乗ったバスがAT車なので殆ど変速ショックはなかったが。

恐ろしい位にスムーズに走り抜けて一之江駅に到着、ここで結構客が入れ替わって子供が殆ど降りてしまった。地下鉄から降りてきたらしい地元の人が乗ってくる。

それから陸橋近くまで相変わらず飛ばしていく。 車内を見回してふと気が付いたのだが普通のバスで車内の電光案内表示板がある所がカラー液晶になっているのね。しかも放送連動式&データ放送対応らしくニュースも流れている。これは改造っぽいが見やすくてGJ!だった(これは都営もやれば良いのに〜、と思った)。
バスは小岩駅までしか行かないので陸橋を渡らないで降りて(その下を相変わらずどんどん飛ばして)とある交差点で止まって、そこで曲がって鹿本中学校バス停。

そこからは只停留所に止まらないだけの運行になるのだが小岩駅周辺の狭い道になってしまい、環七と違ってうって変わってノロノロ運転となり、運転手さんが先の道の状況を慎重に見てハンドルを切る場面が良く見られた(都営と比べても長尺なのはここでは仇になるなあ〜、交差点曲がる時など本当にキツそうだった。AT車なので多少は救われてはいるが)。
自転車の飛び出しも多いし、しかもそういった状況の中できめ細かい車内アナウンスも運転手自らマイクを使ってやっているのだ(これはある意味余計かもしれない)。クラッチ操作の無いAT車とは言え、これはそもそも気を使う事だろう。

そんなこんなで小岩駅に到着、ここまで約30分ちょいで行く事が出来た。
ちなみにバス停は葛西駅と同じでやっぱり空港高速バスのバス停近くだった。


乗った感想:1時間当たり、「あと1本、出来れば2本」増えて3〜4、出来れば5本位になればこれは使えるようになるのだが、東京ディズニーランドに乗り入れているので・・・(最低で小岩と亀有行きが交互に30分に1本ずつ位、出来ればどちらかが20分に1本位)。