いすゞ、大型路線バス「エルガ」をフルモデルチェンジ(いすゞ公式HPよりこちら)

AUTOCAR DIGITAL記事より


衝撃そのいち:排ガスの諸規制のクリア&エンジンの排気量が小型化によるエンジンルームの小容量化→リアオーバーハングの縮小を狙って小排気量化
(約7.8リッター直6→約5.2リッター直4。マイバッハよりも排気量ちいさい!w)
ちなみに前扉もフロンドオーバーハングの縮小を狙ってグライドスライドから一般的な折戸に戻った。


衝撃そのに:上記のエンジン小排気量化にともない、人間の手でクラッチ操作をともなうギアチェンジがむずかしくなったことから、クラッチペダルありのマニュアル(MT)が廃止されて、AMT及びトルコンATの2ペダルオンリーになった。


衝撃そのさん:フロント・リアのオーバーハングが小さくなった。中扉が後ろに寄った、その分ノンステップエリアが大きくなっている(ホイールベースの延長が主な要因だが)。
車体の長さ的にQ尺(11.5m)が消えてL尺(10.3m)、N尺(11m)オンリーになったがホイールベースは逆にL尺(4.8m)が消えて、車体の長さがL尺なのにWBがN尺(5.3m)、N尺なのにQ尺(6m)ということになった。
そして、今回の路線用タイプのフルモデルチェンジではノンステップバス以外のラインアップが一切ない。
つまり、ワンステップもないのである。


ちなみにエルガハイブリッドと2ステップトップドア仕様の自家送迎・短距離高速用タイプと中型路線バスのエルガミオOEM製品である日野のブルーリボン2(大型路線タイプ)/レインボー2(中型路線タイプ)には8月19日現在アナウンスはない。
多分平行生産されるだろうがシャーシ&部品共通化の影響でフルモデルチェンジされなかった上記区分のラインアップについては何らかのビッグマイナーモデルチェンジがあるものと思われる。