Felicaチップ内臓の携帯電話がJR東日本のモバイルSuicaテストにパスする条件とは?

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D902iのFelicaチップ読み取り精度が某携帯電話情報誌でのテストで902iシリーズ中最も、且つ圧倒的に悪かった事から大体おおよその予想は付いていたがはっきり言ってこれは厳しい。携帯電話と言うハードウェア的にスペース的に制約の多い機械の特性から考えれば。

モバイルSuicaが使える携帯電話の条件として、JR東日本は朝のラッシュ時を想定した読み取り精度テストを設け、条件として「自動改札を1分間に60人が通過しても読み取りミスが起きない」という合格基準にしたのだがカード型Suicaでもたまに読まない事があるのにこれは厳しい物だ
(もっともこの記事の御蔭で公表されていないモバイルSuicaのテスト&パス条件が分かったのはいい事だ。半ばキャリアや携帯電話端末製造メーカーにも秘密にしていたからなあ)。

記事通りの事であれば、これではドコモで言う所の901i以前のFelica端末は通らない訳だ。しかもSuicaの実際の利用手順からいくと携帯電話の端末本体を改札機のセンサーに触れさせるような形になるので対衝撃性も求められるのは言うまでも無い。

ウィルコムさんと京セラさん、日本無線さん(と新規で参入してくるメーカーの方々)、このテストには通って下さいよ。かなり厳しい条件ですから。

その前に何度でも言うがクレカ作らないでモバイルSuica使えるようにするのが何より先だと思うんだけどw。これじゃ公共インフラとして使い物にならないのは明白だから
(でも、当分JR東日本はオンラインチャージしか認めない方向で進めて行きそうなのでプリペイドチャージが最初から出来そうな(予定の)パスモが来年になって出て来ないと普及しないだろうな、こりゃ)。

お金にならない子供やお年寄りの事を馬鹿にしているのかね〜、とクレーマー風味に文章を締めてみるテスト(と言うか今の状況って、壮大な、金持ち相手の長期ロケテなのかなあ〜。そうとしか思えない)
(asahi.comの「モバイルスイカ、出足低調「高精度」対応機種少なく」記事より)