隔世の感

昨日イベントに行く前に時間つぶしに(&E233系狙いで)中央線(中央快速線)に乗ろうとしたら、狙い通り以上にちょうど御茶ノ水E233系快速(中央快速線では実質普通電車)が来たので中野まで乗車。
(写真は再開発でもしかしたら取り壊される予定の中野サンプラザ。素人目にはまだまだ使える筈なのに・・・)

乗って見たが乗った瞬間にこれまでの電車と明らかに違うな、と感じさせる物があった。床が明らかに低いのである(その分、健常者には"適度な段差"が無いので戸惑うかもしれない)。
ちょうどホームと車内床面がツライチになっていて、ホームとの隙間を詰めれば車椅子でも介助なしで電車に乗り込めてしまいそうな感じだった。

乗ってすぐに発車したのだがE231系と比べてもスムーズでショックも少なかった。そして車内であるが扉が白くなったので名実共に私鉄の電車っぽくなり、(扉下の黄色いマット地の床と扉周辺の黄色い縁取りはキツかったが)扉も窓が四角くなって括弧よくなっていた(ついでに半自動ドアの取り扱いボタンもうまくビルトインされていて違和感が少なかった)。E231系と比べて吊革も黒く、大きくなり、掴まる位置も低くなって掴み易くなり私でもこれは違うなあ〜と思わせるのに十分な物だった。何より、E531系もそうだがそれ以上に209系〜E231系まで続いてきた国鉄っぽい無機質さがかなり少なくなったのには感動した(これは某氏が千葉ローカルにも入れて貰いたいと言ったのが良く分かる物だ)。

たまにE233系のお客様向けCMを流している、山手線のE231系500番台にもある液晶もE233系では明らかに解像度・コントラストが高くなって綺麗となり、JR東日本としては(山手線、湘南新宿ラインと並び営業係数が100を切っている数少ない)ドル箱路線である中央快速線の新車導入に当たって相当気合が入っている事を伺わせた。

これはまだまだ導入されている編成の数は少ないはずなのであるが昨日は4回も見た。これが今年春以降になって来ると逆に201系の姿を見るのが大変難しくなってくるのであろう。