「自作PCに未来はない」(ITMedia記事より)

正直その意見には同意する。
10代の若者がモバゲータウン(ちなみにケータイからしかアクセス出来ない)に嵌っているらしいと聞いたのだがそういった状況の中ではわざわざ高いお金出してパソコン買うような人は少ないだろう、若者で親が金持ちでない限りはお金を持っている人は少ないし、只でさえ日本の3Gケータイとそのネットワークは優秀なのに
(ネットワークがオープンでない事は差し引いている。ようつべですら、ファイルシークなどで検索を携帯のweb上からして、その出てきた動画をweb上で変換して携帯自体で視聴出来てしまう。大学生は勉強&就職活動&論文製作で今はどうしてもPC+プリンターが必要になるので嫌でも買わされる、又は学校から支給されるのが殆ど当たり前である。そうでない大学とかがあったら知りたいぐらいだ、専門学校だって今はそういった学校が多いはず、なのに)。

バリバリTV番組をPCで録画してDVDに焼くorDivX&XviD&H.264&WMVにエンコして見るか、グリグリ動く3Dのネットワークゲームをしない限り、オフィス2000を動かしている程度のレベルだったら3年前のPCでも全然十分だからである(無論、Vistaをインストールするとなるとその限りではないが)。
現に今私がこの文章を書いているPC(メーカー製ではあるが自作ベースのmicroATXケースベース機、それにTVキャプチャーボードを増設しているだけ)も今となっては少し型落ちではあるがネットを見るだけどころか、地上波アナログのSDソースの映像の番組を録画してそれを視聴&変換するのにスペック的に不自由を殆ど感じない。流石にHDソースの動画を扱うと物凄いパワー不足を感じるがそれも後2、3年の内にあまり聞かれなくなる事だろう(普及価格帯のPCのCPUまでもデュアルコアになるからだ。私も買い換えようと思う、PV3を生かすために)

上記の事と記事の事を端的に言うとパソコンのパーツが技術革新等で価格がどんどん下がり、結果としてパソコンの価格自体がメーカーレベルで儲けにならないほど下がってしまったので自作とメーカー製の価格差が思ったよりも少ない、それを売る流通サイドが記事内でも語られているように旧態依然としていて、とても世間的に見れば近代的ではない、と言う事であろう。だから、下記のような会社も昔は居たのであろう。
>あるPCパーツショップ
もしかして、あの「マハーポーシャ」の事?。

>これは一般論だけど、“価格を破壊するとその産業自体が壊れ”ます。
もう、飲食業、旅客・貨物問わず運輸業運送業、接客サービス業の大半はそうなっている
って。
大体契約社員とアルバイトでもっているようなものだ。企業にもよるが事業の必要経費の大半が人件費で消えていっているので。

記事の最後にあったこの文が印象に残った

「もう秋葉原という土地に魅力は感じていないので、別の場所に移転しているかもしれませんね。移転先の理想は、銀座です。」