これぞ(読売新聞記事より)

まさに、JR西日本の出してきた自分達会社が悪くないぞ「アリバイ」である。会社の体質は殆ど変わっていない。それどころか事故を口実に単に労務管理を徹底的に厳しくしているだけだ(BRAINSTORMさんの4月23日ログより。「会社の体質は変わらない…尼崎JR脱線事故、あれから1年」と言うタイトルで新聞記事へのリンクが張られている)

それにしても私がビックリしたのは例えて言うなら刑務所並みの身辺チェックをしていなければこんな情報は出てこないだろう、この会社の労務管理が例えて言うなら刑務所並みに厳しい証拠である事を如実に示している。これは上役だけでなく、同僚からもチクられていた(これをとある業界の隠語では”刺す”と言われている)のだろう。

こんな報道、と言うか会社側のコメント
(ではないが会社側の言った事、会社の内部調査した事を国交省空・鉄道事故調査委員会は鵜呑みにしているわけではあるまいな。いずれにしても生きていれば彼は逮捕され高い確率で最悪(と言うかほぼ確実に)業務上過失致死相当の実刑有罪判決を受けていたことだろう、あくまで推測ではあるが)
に騙されないで「日勤教育」と言うかミスをした時に些細な事でも処分や処罰を乱発するような事を無くさなければこの会社はよくはならないし働いている人達も仕事にやりがいが見出せず救われない。実際噂として聞いているだけであるが(全然旅行商品と関係ない)運転関係の乗務員に売れない旅行商品の販売ノルマ、それも数多く課せられていたとも聞いている。
(でも複雑なんだよね、彼については。死亡したと言う事で被害者ではあるが結果として彼の運転した列車で100人以上の人が亡くなっている事を考えると加害者にもなってしまうので)

以上の事は決してJR西日本の事だけではない。JR東日本や航空業界、他の運輸運送業界(特にバス・トラック業界)にも言えるし、いや全ての業界にそれは言える事だろう。

ちなみにうちの会社も何気に「基本動作の徹底」を連呼するが実際やっている事は会社&管理者の言った事を素直に(ここからが重要だが)何の疑問も持たず、口答えしないで命令にしたがっていればいい、結果オーライならなお良いと言う事を言っているだけだ。それを私達がミスをする事を口実に推し進めているだけの事だ。