Capture One 5(及びCapture One6及びCapture One7も。随時追記あり)

これまで、純正のViewNXを使って来たが頻繁に落ちるようになったので急遽購入。
落ちないと言う事がこんなにも嬉しい事だったなんて。

それと簡単に彩度とかが弄れるようになったなのでこれは嬉しい。
現在のVerに不安がある場合はこちらのCapture Oneのアーカイブから過去のVerをDLしてこられる。


Capture One7では写真を取り込んだ後に「ファイル」→「イメージをインポート」しないと編集画面に入れない、注意(「カタログ」と言う概念が導入されているため)。


操作系は大体左上の「ライブラリー、ヒストグラム(クイック)、ヒストグラム(カラー)、ヒストグラム(露出)、ヒストグラム(構成)、ナビゲーター(詳細)、メタデータ、調整、現像(現像設定)、バッチ」で構成されている。

編集で変な風にしてしまった時は上のツールバーの「ファイル、編集、・・・」の「編集」→「取り消す・・・・・」で取り消せる。


ある写真を編集して、その設定を違う写真にも適用する場合は「調整」→「調整のコピー」でその写真に設定したパラメーターをコピーして、「調整」→「調整の適用」で違う写真にその設定をコピー出来る。
同じシチュエーションで編集する際には非常に有効。
(Ctrl+Shift+Vキーで一発で出来る)


ちなみにCtrl+Shift+Bで画面配置が変わる。要注意。
画像の削除はCtrl+Deleteで。
画像の回転はCtrl+Alt+Lか、Ctrl+Alt+Rで出来る


これから操作感などを追記予定。


ヒストグラム(クイック)時にホワイトバランスのモード選択の横に"ペンマーク"があるのだがこれで所謂「グレーポイントを指定」みたいな事が出来て非常に便利。

モノクロームな写真を現像する時は「露出」の「彩度」を-(マイナス)方向へ持っていけばよい。

周辺減光の処理は「露出ツール」(Pro版では「レンズツール」)→「ビネット」でいける。

所謂ソフトフォーカスは「露出」→「透明度」より。
クロップ、画面の任意傾斜クロップは「構成」→「クロップ」及び「回転」より。
エクスプレス版でも「スポットを取除く」ツールが搭載されている(Capture One画面上部の8つのアイコンの中にある)。


Capture One7ではソフトフォーカスは「露出」→「透明度」ではなく、「クラリティ(Clarity)」と言う明瞭度の調整になる。
「ハイダイナミックレンジ」のパラメーターで「ハイライト」を45「シャドウ」を55にするとメリハリのあって、暗部でもつぶれにくい絵になる。


現像、特にバッチの一括現像が一風変わっていて、現像(現像設定)で出力パラメーター(出力形式・出力場所)を決めた後、面倒ではあるが下のビューアー(サムネイル)をCtrlキーで複数選択していって("選択枚数"イメージが選択した"合計枚数"と出る)、右クリックすると「現像」と出るのでその時にShiftキーを押しながら選択決定をすると一括現像される、と言う仕組みで分かるまで戸惑った。
正直それが分かるまで何回もググった
(「capture one 5 一括現像」でググって分かった)。
単発の現像はCtrl+Dキーだけでも出来るし速い。

現像するJPGのサイズは長辺を4928ピクセルにしておくとよい。

現像の時に「現像設定」→「基本」の「ICCプロファイル」はsRGB IEC61966-2.1にしておく。
解像度の単位はdpi(ピクセル/インチ辺りの単位)にしておく。解像度は最低でも350dpi、出来れば443dpiあれば十分過ぎる。
色空間と言うかICCプロファイルのカラーマネジメントについてはこちらを参照のこと。


Capture One7では「バリアントをエクスポート」が所謂"現像"である、はず。


重要:人肌の緑被りを直したい時は「カラー」→「カラーエディター」から修正するのだがそれではわかりにくいので編集画面の中央上部のアイコン群で「基本カラー補正を選択」アイコンを選んで写真の中の肌色部分を突くとカラーエディター内のカラーチャートに移動するのでそこで「滑らかさ」「色相」「彩度」「明るさ」を弄ればよい。



ソフト自体とは関係ないことだがPhotoStageProと併用して、百枚単位で取捨選択→Capture Oneで編集現像処理、ってな感じでいくと吉かな。


VerUPするときはログインするのだがそれがアクティベートメールを送って、それに添付されているHTMLのページにリンクされて書かれているサインアップからサインアップして差分ファイルをDLするなんて普通は分からない。
→追記:例えば、Ver6→Ver6.4.4などへのマイナーVerUPをする時は一旦ライセンスをディアクティベートしてから、アンインストールして、VerUPしたいVerの差分をインストールする事。
それからVerUP前の古いVerのCapture Oneで新しいカメラのファイル(フォルダー)を開けた時はそのCapture One(プロファイルが入っていると思われる)フォルダーを消しておく事。


追記:「グレーポイントを指定」してホワイトバランスを修正する時は写真の中の灰色或いは白部分に合わせるのが基本だが"あの人"調な絵作りをする時は顔にポインターを合わせて修正し、色合いを上げた(赤みを強めてみる)上で露出を上げて見ること。
2012年12月25日追記:Capture One Ver6.4.4ではEOS-1D XのM-RAW等を読み込めず、RAWしか読み込めない。
(JPGは普通に読める)


現像が変になるときは「Open CL利用オプション」をオフにしてみること。
編集が終わったら一旦ソフトを終了してから再起動してから現像するとおちにくい。